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ゲストハウス古民家再生プロジェクトのいろいろ

『ゲストハウス古民家再生プロジェクト』

 

今年の1月下旬に相談があり、

様々な理由があり、

プロジェクトが暗礁に乗り上げて、

どうにもならなくなり、相談に来て頂きました。

何としてもこのプロジェクトを成功させなければとの

熱き想いに触れ、プロジェクトが成功するよう

協力させて頂き、業務として参加させて頂きました。

曽祖母の実家の古民家(200年以上昔)を、

ゲストハウスとして再生するプロジェクトです。

昔ながら農家住宅であり、土間があり、囲炉裏の形跡もあり、

小屋裏には、お蚕さんの部屋がありました。

昔ながらの力強い小屋組みが印象的でした。

生命力溢れる小屋組を活かしたプランにする事が、

再生に繋がると確信してお施主さんに提案させて頂きました。

当初の計画されていたプラントとは、

だいぶ違ってしまいましたが、

ご採用して頂き本当にありがとうございます。

現在の建築基準法に適合しながら、

更に断熱性能を最高水準にしながらの提案とさせて頂きました。

基礎も新たにしかりと作り直して、

築き上げていく工法で検討していました。

3つのパターンで検討

1.昔ながらの曳家で検討

15mくらい一旦平行移動して、元々の位置に新たに基礎を造り、

もう一度曳いて元に戻す方法往復曳家。

 

2.少し離れた場所へ新たに基礎を造り、

そこへ既存の建物を曳く若しくは、クレーンで吊る

 

3.既存の建物位置でジャッキアップして嵩上げをして基礎を造る工法

 

以上の3点で検討

コストの面と、作業性の面と、工期的の面とあらゆる角度から検討をして

2番が最有力で検討していましたが、

曳家の出来る業者が圧倒的に少ない長野県でも2~3社しかいません。

技術的には施工可能でしたが、コスト面で諦めざるを得ませんでした。

コスト面で有力だったのが、クレーンで吊る作戦でした。

クレーン屋さんにも現地に見に来て頂き検討、

大きなクレーン2台で息を合わせて平行移動、技術的には可能ですが、

かなり難易度が高いと言う事で、最終的にこちらも断念。

途方に暮れながら、お施主さん、大工さんと検討している中で

曳家と嵩上げが出来る業者をネットで探し、

岐阜県にある(有)太豊工業さんに相談し

直ぐその場で連絡、早速現場を見て頂く事となり

コストを押さえて嵩上げで、基礎工事も可能となり

最終的に3番のやり方を採用しました。

ここまで来るのに、3週間からほぼ1ヶ月掛かりました。

よって、建築確認申請も当初必要と思っていましたが、

建設事務所の最終判断で、

大規模の模様替えとなり確認申請不要となりました。

現在、嵩上げ工事真っ最中です。

 

 

全体的に6㎝ほど上がった現在状況です。