CM-STYLE

CMスタイル(コンストラクション・マネイジメント)とは?

CM スタイルとは、日本語で直訳すると建設管理、自邸工事を自ら行い工事を管理していく事を言います。
○工事の観点から=直営工事です。(自分の家は自分でつくるんだ!という事、他人につくってもらう発想ではありません!)
○予算の観点から=分離発注方式・積算方式です。 ○お施主様還元システムです。
実際には建築にかなり精通していないと管理は出来ません。設計事務所が施主さんと一緒になり、工事管理をサポート及びフォローしていく方法です。

請負方式とは   直営方式・CM 方式とは

CMスタイルの業務内容とは?

CMスタイルの業務内容・流れ

01:専門業者選定
基礎屋・大工さん・屋根屋材木屋、等々の専門業者を選定する。
02:コスト管理
積算・見積もりの調整。
03:分離発注方式の準備
積算の合意・見積り調整ができた専門業者への連絡。及びCM契約書の作成等。
04:工程管理・工程表
お施主さんの予定に合わせ各工事の工程表を作成し、工程管理を始める。
05:業者連絡・材料手配
各工程に合わせて材料を手配する。(材木、建材、サッシ、等々)
06:建設工事保険加入
請負方式では無いので建設工事保険も自ら納得の上で加入する。
07:施工図の作成
必要に応じて、納まりを専門業者等と検討した上で施工図を作成する。

CMスタイルのメリットとは?

  • ○総工事費を安くできる。(元請業者の必要経費、現場経費を削減できる。)
  • ○材料工事単価がオープンとなり、ネット価格が解り明瞭である。(各工事に不必要な諸経費が掛からない。材料、手間がネット価格で契約できる。)
  • ○直接各専門業者と契約を結ぶ(分離発注)ので施工者の顔が良く見える。(請負方式では元請の顔は解っても、その下の業者さんは解りにくい。)
  • ○各専門業者を自らも選定できる。(各業者を選定する際、お施主さんからの選択も可能です。)
  • ○あらゆる工事に携わっていくので、家造りの工程作業が大変良く解るようになる。(自分でできる工事は自分で工事でき、手間を減らすことが可能。)

CMスタイルのデメリットとは?

  • ○建築基準法上の瑕疵担保期間はあるにせよ、住宅メーカーのような何十年保証は、ありません。(保証好きな方にとってはデメリットでありますが、何十年と保証があるということは、それだけの保証料を経費の中で支払っていることになります。決してタダではありません。)
  • ○自己責任の下で工事が行われる。(CMは直営工事で行われます。但し、各専門業者も責任施工で行います、設計事務所がお施主さんをしっかりとサポートフォローしていきます。)
  • ○全ての工事に渡って携わっていくので、大変に労力(自身の手間)を使う。(請負方式では元請の顔は解っても、その下の業者さんは解りにくい。)
  • ○各専門業者を自らも選定できる。(各業者を選定する際、お施主さんからの選択も可能です。)
  • ○あらゆる工事に携わっていくので、家造りの工程作業が大変良く解るようになる。(工事には関りたくないと言うお施主さん、若しくは商品を買うような感覚の方はCMスタイル向きでないかと思われます。請負方式の方がよろしいと思います。家造りにさまざまに渡って関りたいお施主さんにとっては、CMほどやりがいのあるものはありません。)
  • ○材料工事単価がオープンとなり、ネット価格が解り明瞭である。(各工事に不必要な諸経費が掛からない。材料、手間がネット価格で契約できる。)
  • ○直接各専門業者と契約を結ぶ(分離発注)ので施工者の顔が良く見える。(請負方式では元請の顔は解っても、その下の業者さんは解りにくい。)
  • ○各専門業者を自らも選定できる。(各業者を選定する際、お施主さんからの選択も可能です。)
  • ○あらゆる工事に携わっていくので、家造りの工程作業が大変良く解るようになる。(自分でできる工事は自分で工事でき、手間を減らすことが可能。)