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家づくりで大事なポイント5

家づくりで大事なポイント5

 

5.断熱性能(省エネ住宅)

家づくりで、断熱性能を考えることは、最も大事なポイントです。

哲・Braveではデザインも大事ですが、

それ以上に断熱性能も重要な事と考えております。

 

断熱性能を現す数値として、Q値とUA値があり、最近ではUA値での表現が主流です。

UA値とは、住宅から逃げていくエネルギー。または外皮平均熱貫流率のこと。

各部位から熱損失を合計し外皮面積で割って求めます。

数値が小さいほど性能が高くなります。

 

    UA値=外皮総熱損失量/外皮表面積

 

地域ごとで基準値が決められております。

日本列島を北海道から沖縄まで1~8の地域に分けています。

先月11月に新しい区分が発表されました。

長野県は南北に広く高低差もあるので、2~5地域までの4地域にまたがっております。

 

標高の高い旧開田村や軽井沢町川上村等が北海道地域と同等の2地域です。

長野県の大半が3~4地域です。ここ駒ヶ根市も4地域です。

 

そして、飯田市と隣接の喬木村だけが5地域と変わりました。

 

 

ZEH誘導基準(UA)

1~2地域:0.32以下 3地域:0.40以下 4~7地域:0.48以下

 

 

 

HEAT20 G1基準(UA)

1~2地域:0.34以下 3地域:0.38以下 4地域:0.46以下

5地域:0.48以下  6~7地域:0.56以下

 

 

HEAT20 G2基準(UA)

1~3地域:0.28以下 45地域:0.34以下 67地域:0.46以下

 

哲・Brave仕様で計算すると0.25~0.39当たりで纏まっております。

 

 

実例数値

東御市F  2017/6完成 4地域  UA0.37  52%削減(BELS自己評価)

伊那市I  2017/6完成  4地域  UA0.38  48%削減(BELS自己評価)

駒ヶ根市A 2017/7完成  4地域  UA0.36  53%削減(BELS自己評価)

伊那市S  2018/9完成  4地域  UA0.39  64%削減(BELS自己評価)

中川村H  2018/11完成 4地域  UA0.35  45%削減(BELS自己評価)

駒ヶ根市T 2018/12完成 4地域  UA0.36  37%削減(BELS自己評価)

箕輪町M  2019/3完成  4地域  UA0.38  44%削減(BELS自己評価)

中川村S  2019/5完成  4地域  UA0.30  45%削減(BELS自己評価)

駒ヶ根市H 2019/7完成   4地域  UA0.32  48%削減(BELS自己評価)

箕輪町K  2019/10完成  4地域  UA0.34  59%削減(BELS自己評価)

宮田村T  2020/1完成  4地域  UA0.25  51%削減(BELS自己評価)

 

お施主さんによっては、1年間の光熱費(電気代)を提供して頂いております。

断熱性能を上げることにより、冬場の暖房消費量を押さえ、

また、信州でも猛暑と夏も大変暑くなってきました。

 

夏場の冷房消費量も押さえ、可能であれば、

冷房はいらない蔵の様な快適さを追求していきたいと考えております。

 

その為の断熱材検討です。

 

哲・Braveの断熱の基本仕様についてご説明します。

基礎断熱;土間部分  発泡系断熱材(3) t=75~100

    ;立ち上がり 発泡系断熱材(3) t=50~75

 

外壁充填断熱   パーフェクトバリア13K t=106~120

外壁外断熱  パーフェクトバリアボードタイプ30K t=50 

外壁断熱合計  t=166~170

 

屋根天井(外断熱)   パーフェクトバリア13K t=106~120

屋根天井(内断熱)   パーフェクトバリア13K t=212~240

屋根天井断熱材合計  t=318~360

 

以上の断熱材で纏めさせて頂いております。

内外装建材費用の8~9割が断熱材費用となっており、

断熱材のコストのウェイトが如何に大きいかが伺えます。

 

これだけ断熱材を使っているからこそ、月々の電気代が押さえれるわけです。

お施主の皆様には、一様に喜んで頂いております。

如何に、エネルギー消費量の少ない家にするかがポイントです。

無理せず普通に暮らしても、消費電力の掛からない家を造ることが大事です。

年金暮らしになっても困らない家づくりにしましょう!