設計監理業務の流れ

設計監理業務の流れ

設計監理料について

現在、設計事務所(建築士)の置かれている立場は、年々責任の重さは増しております。また裏返せば、社会的立場や専門家としての使命の重さなのかもしれません。それだけの責任が問われている訳です。建築基準法の改正また、建築士法の改正等によって、業務的にもその量は増すばかりであります。
よって国土交通省の設計監理業務報酬についても、現在見直しがされました。良い設計監理をするには、それなりの構想提案から始まり、設計図面制作、積算調整、見積調整、工事が始まれば、現場管理、工程管理と行けば行くほど監理は出来る訳であります。
また、デザイン力、提案力、説明力、現場での監理検査力、施工図面指示、納め検討、工程監理等とさまざまな能力が問われます。その代償として、設計監理料があるのです。建物の種類、規模、構造等、によっても、設計料の算出は変ってきます。

我が事務所では住宅設計を主として考えていますので、ここでは住宅設計を基に述べさせて頂きますが、世間一般的に設計監理料は工事費の10~15パーセントが多いようです。最近では、設計料を面積比に換算して出している事務所も増えてきました。我が事務所もそうです。図面を書く枚数から考えても、面積に比例して図面も当然増えます。監理する部分も同様です。

工事費に関係なく、設計監理業務が出来るので努力し甲斐があります。住宅は、お施主さんにとって一生に何度も手にする物でもありません。何度も何度も相談しながら、自分の家づくりのイメージを膨らませ、予算に合わせた提案をしていく訳です。何でもいいのなら別ですが・・・。
皆さんそれぞれこだわりを持ち、自分の家づくりに真剣です。ゆえに、設計監理もある程度時間も掛かるし、それなりに費用も掛かるのです。その価値観を解っていただける方は、設計事務所に依頼する事をお勧めいたします。
理想の家づくりの設計図面を制作してもらい、着工となってからは施主の立場で監理してもらえれば、客観性のある工事管理として、きっと安心納得が得られると信じております。

(万円/ ㎡)

設計・監理料

対称床面積 一般的な戸建住宅等(木造建築物) 戸建住宅(S・RC・混構造建築物)
~50m² 一律 150 万円 一律 180 万円
~100m² 150 万+α α=(A-50)×2.2万円 180 万+α α=(A-50)×2.6万円
~150m² 260 万+α α=(A-100)×2.0万円 310 万+α α=(A-100)×2.4万円
~250m² 360 万+α α=(A-150)×1.4万円 430 万+α α=(A-150)×1.7万円
250㎡~ 2.0 万円/m² × A 2.4 万円/m² × A

(※A= 延床面積)

(万円/ ㎡)

CM(コンストラクション・マネイジメント)料

対称床面積 一般的な戸建住宅等(木造建築物) 戸建住宅(S・RC・混構造建築物)
~50m² 一律 150 万円 一律 180 万円
~100m² 150 万+α α=(A-50)×2.2万円 180 万+α α=(A-50)×2.6万円
~150m² 260 万+α α=(A-100)×2.0万円 310 万+α α=(A-100)×2.4万円
~250m² 360 万+α α=(A-150)×1.4万円 430 万+α α=(A-150)×1.7万円
250m²~ 2.0 万円/m² × A 2.4 万円/m² × A

(※A= 延床面積)
H27.05.18 現在

特記事項

○消費税は、別途必要になります。
○確認申請手数料・完了検査手数料は含めます。
○地盤調査は、設計料の中で含めます。(設計監理業務委託した場合)(ボーリング調査は別途)
○増改築は、上記料率の20%増しを基準とします。
○車庫、デッキ、ベランダ、ロフト等についての面積は1/2の面積を対象とします。
○塀については、別途精算させて頂きます。
○適合判定申請費用、その他の許可申請手数料は別途とします。(フラット35申請、エコポイント申請、環の住まい申請)
○構造計算の必要な建物(S造・RC造・混構造等)は別途とします。(実費請求致します。 構造専門設計事務所へ委託するため)
※上記は予告なく改訂・改正される場合があります。詳細はお問い合せください。

 

設計料・CM料の支払方法及び時期

設計監理及びCM依頼を受け、設計監理契約またはCM管理契約を結びます。

設計監理の場合

  1. 契約後(着手金):設計監理料の50%
    計画案検討、及び実施設計に入る。
  2. 実施設計完了及び確認申請決済下りる。(中間金) 設計監理料の20%
  3. 工事完了時:設計監理料の30%

CM方式採用の場合

  1. 契約後(着手金):設計監理料の50%
    計画案検討、及び実施設計に入る。
  2. 実施設計完了及び確認申請決済下りる。設計監理料の残りの50%
  3. 上棟後:CM管理料の50%
  4. 工事完了時:CM管理料の残りの50%

注釈)CM方式は、厳密に言うと工事前の段階でも業者選定から始まり見積調整また積算調整と工程表作成等と業務があります。
また、設計監理業務も工事が始まってからを工事監理があります。それぞれを交換するような形で、前述したような形で支払って頂いております。